プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「高3の夏」です。 広島・塹江敦哉投手
高松北高3年の夏は、県大会が始まる前からプロ志望届を出そうと決めていました。高校に進学するときも、どこからも推薦の話がこなくて、中高一貫教育の県立高松北中からそのまま上がったんです。どれだけアピールできるか、と考えていました。
チームメートにもいい選手がいて、「このメンバーで甲子園に行きたい」と思っていましたが、3回戦で負けました。責任を感じました。今から考えると、もっと考えて練習をすればよかったと思いますが、そのときの「精いっぱい」はやっていたんでしょうね。負けた後は、下級生の練習に交じって夏休みも練習しました。大学で野球を続けようという同級生が4、5人いたので、一緒にやったのを思い出します。
写真=BBM