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岡江昇三郎

元阪急投手の“アニマル”レスリー氏の死で思い出した。「阪急という天国のようなチームがあったなあ」

 

 元阪急の投手で「アニマル」の登録名で人気のあったブラッド・レスリーさんが、4月27日、米国ロサンゼルス市近郊で腎不全で死去した。54歳。重い腎臓疾患があったという。

激しいアクションで人気を博したアニマル。愛すべき助っ人だった[写真=BBM]


 レスリー氏は86年に阪急(現オリックス)に入団、抑え投手として2シーズン活躍し、成績は60試合、7勝5敗24セーブ、防御率3.00。レスリー氏は、セーブをマークするとマウンドで雄叫びを上げたり、興奮するとチームメートをど突き回したり、突然ベンチで坐禅を組んだりと、ピッチングよりも、奇癖、奇行で話題になったが、「チームメートのだれからも愛された」(元エースの山田久志氏)憎めない男で、同じく「ブーマー」の登録名で人気も実力もあったグレッグ・ウェルズ氏とともに、「阪急の最後」を飾ってくれた外国人選手だった・・・

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岡江昇三郎のWEEKLY COLUMN

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プロ野球観戦歴44年のベースボールライター・岡江昇三郎の連載コラム。

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