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巨人・菅野智之には、同年代の強打者が必要だ。この強打者との好勝負があってこそ、投球がドラマになる

 

菅野のライバルとして同年代の強打者が現れれば、もっと球界は盛り上がるはずだ/写真=荒川ユウジ


 巨人のルーキー・菅野智之は、アッという間に勝ち星を7つ(6月24日現在)集めてしまった。筆者は、初めのうちは、あの表情を変えず(ほとんど無表情と言ってよい)、淡々と投げる姿に「なんだか、若さがないなあ」と不満だった。

 しかし、彼のピッチングの内容を調べていくうちに、あれは自信たっぷりの無表情(?)であることが分かってきた。菅野は、スライダーの出し入れで、簡単にアウトが取れることが分かったときから(多分、2勝目あたりから)、表情を変える必要がなくなったのである。

 実際、あのスライダーの出し入れは・・・

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岡江昇三郎のWEEKLY COLUMN

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プロ野球観戦歴44年のベースボールライター・岡江昇三郎の連載コラム。

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