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岡江昇三郎

六大学もプロも、いま広陵勢がすごい!西村(巨人)、野村(広島)、新井良(阪神)……。有原(早大)、上原(明大)……。ライバル・広商は凋落の一途

 

大学でもプロでも大活躍の広島野村祐輔。“広陵の時代”を象徴する選手だ[写真=松村真行]


 東京六大学野球では、春秋とも、早慶戦終了の翌日から3日間、新人戦(1、2年生のみ出場)というものが行われる。神宮通やコアな六大学ファンにはこたえられない3日間で、翌シーズンにどんな新戦力がリーグ戦に登場するのか、彼らはワクワク気分で神宮球場のネット裏に集結する。

 この秋も11月4日から行われたが、またも明大の優勝だった。これで、明大はV4。最近はファンへの「顔見せ」的な新人戦ではなくなり、とにかく勝つ、という傾向が強くなってきた。大学によって温度差はあるが、明立法あたりは、リーグ戦のレギュラークラスを投入する。これに引っ張られてか、このごろは早慶も3校にならい始めた。東大は? ここは部員数が少ないこともあり、リーグ戦経験者が出場しないと他校と対等の戦いができない。で、昔から「強い」。現に春の新人戦では早大を破り、秋も立大に0対2と善戦している。

 しかし、四十数年新人戦を見てきた筆者などは、やはり、勝ち負けより選手に注目する。今回もアメージングな新人に出会った・・・

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プロ野球観戦歴44年のベースボールライター・岡江昇三郎の連載コラム。

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