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「プロならざるプロ」の「まさか!?」集。プロなら絶対にやってはいけないことがあるのだ

 

日本ハムは、いつまで大谷をいまのままで行くつもりなのか?選手は子どものおもちゃではない[写真=高原由佳]


 ちょっと前だが、読売新聞で「NHKのアナウンサーの言い間違いが多すぎるのでは」という読者の投書に対する反響が非常に大きかったという記事を読んだ。そう言われると、そんな気もしてきた。さすがに「十把一からげ」を「じゅっぱ」と読んだり「十手」を「じゅって」と読んだりするNHKのアナウンサーはいないが(民放にはまれにいる!!)、そうではなくて、原稿の読みそのものが拙劣なのである。

 例えば、「ぬきさしならぬ」が「ぬくさしならぬ」になったり、「いななく」が「いなななく」になったりする類。あわてていると、だれでもやってしまう間違いなのだが、「NHKのアナウンサーには、それは許されない」という共通認識がわれわれにはあるのだろう。つまり、「NHKは本物のプロの集団であるべき」という期待が大きいのである。

 だからNHKのアナウンサーが間違えると、聴かされた方の反動も大きく「百年の恋がいっぺんにさめた」となってしまうのだろう。

 NHKのアナウンサーに限らず、「プロ」と言われる人たちは、この期待を裏切ってはいけない。著名なスポーツライターで、ラジオのコメンテーターもやっていた人が、10分ちょっとのラジオ番組で2週に渡って「一矢報いる」を「いちや……」とやったときには、もうこの人の書いたものを読む気がしなくなった・・・

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岡江昇三郎のWEEKLY COLUMN

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プロ野球観戦歴44年のベースボールライター・岡江昇三郎の連載コラム。

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