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野村克也の本格野球論

野村克也が語る「清宮幸太郎(2)」

 

清宮にもプロで誰かをマネることをやってもらいたい/写真=BBM


子に甘い親の気持ちは重々分かるのだが……


 早実・清宮幸太郎が両親、早実野球部部長を交え、プロ10球団の関係者と面談を行ったと聞いた。各球団がどんな育成方針や環境を準備しているか、説明を受けたという。

 正直、「ふざけるな!」と思った。すでに“うぬぼれ”が生じているのではないか。心配だ。これを、ただ“時代”として片づけてよいものなのか。

 われわれの時代とは、もはやプロ野球界がまったく別の存在になってしまった。われわれのころはプロ野球選手になること自体、夢のような話。そこは遠い、遠い世界で、そう簡単に手が届くところではなかった。「プロ野球選手になれるのなら、どの球団でもいい」と思ったものだ。しかし今はむしろ、アマチュア選手のほうが立場が強い。「○○球団へは行かない」とか「巨人しか行かない」とか、そんな言い分がまかり通る時代である。

 本人以上に、何かと親が口を出す。昨今、親も皆、子どもに甘いのだ。もっともその点については、私も・・・

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勝負と人間洞察に長けた名将・野村克也の連載コラム。独自の視点から球界への提言を語る。

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