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野村克也の本格野球論

野村克也が語る「読者からの質問(2)」

 

「九番から上位に……」の考えは、すでに後手


 前回、日本シリーズ総括の中では取り上げることができなかったのだが、シーズン中、読者からこんな質問をいただいていた。

「八番打者、九番打者は、守備に重きを置く選手の打順だと思います。セ・リーグでは八番・捕手、九番・投手の球団が多いですが、DeNAは八番・投手、九番・倉本内野手という打順になっています。元巨人の桑田投手のような打撃のいい投手を八番に起用するのは分かりますが、誰でもというのは疑問です。倉本内野手も二番か六、七番を打たせるべきではないでしょうか。捕手に強打者がいないDeNAは八番・捕手、九番・投手が良いと思いますが、野村さんはどう思われますか?」(東京都・Kさん)

 昨今でこそ「九番・ピッチャー」の打順が当たり前、「八番・ピッチャー」は“奇策”とされているが、あれは昔、三原(三原脩)さんがよく使っていた作戦。もちろんラミレス監督は、そんな歴史は知らないだろう。ラミレス監督の考えなのか、コーチの考えなのかは分からない。しかし私は、この「八番・ピッチャー」という打順は・・・

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勝負と人間洞察に長けた名将・野村克也の連載コラム。独自の視点から球界への提言を語る。

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