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野村克也監督の下で緻密な野球を学び、それが自分の中で最良の方法と信じていた。だが、日本ハムへ移籍して、まったく異なるアプローチで優勝を経験。頂点に立つための方法が一つではないことを体感した。20年の現役生活を振り返りつつ、指導者としての今後の展望を聞いた。
取材・構成=池田晋、写真=毛受亮介、BBM


代打のコツをつかんだ


――20年間お疲れ様でした。

稲葉 ありがとうございました。

――日本ハムがCSで素晴らしい戦いを見せた要因を教えてもらえますか。

稲葉 9月後半の戦い方がすごく良かったんです。それがCSでも出ていたと思います。10月5日の最終戦、僕自身の引退試合でもあったんですけど、1対0で勝てました。今季はこのスコアで勝つことができず、苦労しました。それが最後の最後にできたことはCSにつながったと思います。

――稲葉さんもCSは、代打の難しい役割で、素晴しい活躍でしたね。

稲葉 これは一生懸命やってきたことに対する神様のご褒美だと思ってます。自分の力ではなく、チームの雰囲気、ファンの方の応援、日ごろやってきた全力疾走。それらが最後で打たせてくれました。

――選手たちは、「稲葉さん、金子(誠)さんと1試合でも長くやりたい」と言ってましたね。

稲葉 ヒーローインタビューで全員がそう言ってくれたので、すごくうれしかったですよ。でも・・・

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