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惜別球人2018

西村健太朗 引退惜別インタビュー センバツV腕は投のユーティリティー 「優勝(2013年)を決める場面での一人一殺。あの継投には鳥肌が立ちました」

 

広陵高3年春のセンバツで全国を制し、大きな期待を受けて巨人入りした西村健太朗は、先発、中継ぎ、抑えとポジションを問わず、チームのリクエストに柔軟に対応した、ユーティリティープレーヤーだ。2012年、13年は抑えとして球団初の2年連続30セーブで連覇の立役者に。頑健な体が完投、連投を可能としたが、18年は深刻な右肩脱臼を経験。惜しまれながらユニフォームを脱いだ。
取材・構成=坂本匠、写真=高塩隆、BBM


原監督の特別な配慮


 2018年10月3日、西村健太朗が引退を発表した。33歳という若さでの決断に、驚いたファンは少なくなかったのではないか。15年こそ右ヒジ手術などで一軍登板1試合にとどまったものの、16年27試合、17年45試合登板と復調。18年も夏を迎えるころまでにイースタンながら22試合に登板し、準備は万端。一軍からのコールを待っているところだった。しかし、不運な事故が西村を襲う。

──あらためて引退を決断するに至った理由を教えてください。

西村 昨年はイースタンでは夏までに22試合に登板しましたが、それ以降、投げていないんです。というか、投げられませんでした。理由はケガなんですけど、7月に試合で投げていて肩が外れてしまして……。

──投球中に、ということですか?

西村 投げた瞬間に。自分でも抜けた感じがして、気付いたらボールは一塁ベンチ方向に転々としていました。「あ、外れた。これはマズイ」と思って、すぐに病院に行きましたが、案の定、右肩が・・・

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惜別球人

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惜しまれながらユニフォームを脱いだ選手へのインタビュー。入団から引退までの軌跡をたどる。

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