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関西発 惜別球人2022 〜去り行く男たち

オリックス・能見篤史 関西18年間で示した存在感「悔いなく本当にやり切った」

 

シーズンも終盤を迎え、両リーグとも優勝争いが激化している。その一方で、現役に別れを告げる選手たちが出てくる時期にもなった。今回は関西球団に所属する大物選手2人が引退を表明し会見を行った。
【阪神・糸井嘉男】はこちら

会見日 2022.9.16

今季開幕前には引退を決めていたと明かし、涙なき会見が悔いのない18年間だったことを物語る


 涙なく終えた引退会見に「やり切ったもん」ときっぱり。ポーカーフェースを貫くマウンドと同様、感情を内に秘める左腕らしく現役生活の別れを告げたが、昨年末に引退は決めていたと言う。

「もう1年契約していただいたときに、意思は一応、伝えていたので」

 左腕エースとして16年在籍した阪神で104勝を挙げ、2013年のWBCでは日本代表として腕を振るなど、豊富な経験を武器に昨季、オリックスに兼任コーチとして入団。関西で18年間の現役生活を過ごした。甲子園と京セラドームのマウンドで存在感を示してきた左腕は「関西というところもご縁があって。18年間で一番、二番で投げた球場なので、プロ野球で言うと原点になる」と・・・

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惜別球人

惜別球人

惜しまれながらユニフォームを脱いだ選手へのインタビュー。入団から引退までの軌跡をたどる。

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