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2018ドラフト指名選手クローズアップ

西武7位・佐藤龍世(富士大・内野手) ファンのハートつかむ勝負強さ必見の大型三塁手

 

富士大から西武というルートは一つの「出世街道」と言える。3人の先輩はいずれもチームの中心選手として活躍しており、環境が合っているのは間違いない。今年はスケールの大きい三塁手が新たに加わり、レギュラー争いに参戦する。
取材・文=阿部ちはる

西武7位。下位指名から一流への階段を上がっていく/写真=井沢雄一郎


 プロに入るために大学4年間、努力を重ねてきた。「親も、大学で野球を続けるならプロを目指せという感じだったので。特に何がということではなく、バッティングも守備も全体的にレベルアップが必要だった」。一時はプロが遠く感じられ、ただの夢になりそうだった佐藤龍世。自身が「勝負強いバッティングと、打って守れるところ」をセールスポイントに挙げられるようになるまでには、大変な苦労があった。また、その背景には豊田圭史監督との出会いも外すことはできない。

 10月25日、ドラフト会議が始まってから約2時間後、ようやくその名が呼ばれた。西武からの7位指名に、安どの表情を見せ、「プロ志望届を出してからは不安な毎日。報われた気持ち」と語った。

 北海高時代は中心選手として活躍。しかし・・・

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ドラフト指名選手クローズアップ

ドラフト指名選手クローズアップ

ドラフトで見事に指名を勝ち取った選手たちに焦点を当てる短期集中連載。

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