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2020ドラフト指名選手クローズアップ

DeNA3位・松本隆之介(横浜高/投手) ハマのエースを目指す伸び盛りの152キロ左腕

 

最速152キロを誇る身長188センチの大型サウスポーだ。ドラフト会議では高校生左腕で最初となる3位で指名を受け、あらためて世代No.1であることを証明する形となった。生まれ育った横浜の球団で第一歩を踏み出し、“左腕王国”入りを目指す。

指名後に用意されたDeNAのイベント用ユニフォームに袖を通すと、さらに笑顔が広がった[写真=大賀章好]


 ドラフト会議当日の10月26日、横浜市金沢区にある横浜高グラウンドでは、陸上部員たちが元気な姿で練習に励んでいた。だが、日常が完全に戻ったかと言えば、そうではない。普段から新型コロナウイルス感染予防策が講じられており、特に外部からの訪問者には管理を徹底。例年、ドラフト会議当日は報道関係者でごった返すが、今年は人数が制限された。受付では手指消毒、検温があり、事前取材申請の本人確認。許可が下りると、会見場へと案内された。

 学校関係者から「密にならないように」と念押しされた後、大型スクリーンでドラフト中継がスタート。横浜高からは投手の松本隆之介木下幹也、内野手の度会隆輝の3人がプロ志望届を提出。指名された場合に限り、会見場で記者会見を行うことになっていた。1、2位と指名が進むが、横浜高の選手の名が読み上げられることはない。静寂が続く中、事態が動いたのは3巡目の指名時だ。逆ウエーバー7番目のDeNAの順番が来ると、「松本隆之介」がコールされた。

 ほどなくして、野球部部長を兼任する葛藏造校長、村田浩明監督とともに、学生服を着た本人が登場。取材者との距離は十分に取られていたが・・・

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ドラフト指名選手クローズアップ

ドラフト指名選手クローズアップ

ドラフトで見事に指名を勝ち取った選手たちに焦点を当てる短期集中連載。

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