6月に開催された全日本大学野球選手権大会で8強入りを果たし、全国の舞台でもその名を印象づけたサウスポー・浜田智博。さらにワンランク上の制球力、そして投球術を身につければ、貴重なセットアッパーとして注目度がさらに高まるだろう。 各項目の数字は安定しているものの、ストレート、変化球にまだこれといった特徴が出ていないのが現状だろう。顔の前に高く掲げたグラブを引き、小さいテークバックでスリークオーターから投げ込む投球フォーム(8.0点)。同じサウスポーである
西武の
小石博孝、
楽天の
濱矢廣大にも通じる独特な投法である。ただ、今後は動作の中でタイミングを外す術を覚えていかないと、長いイニングを投げるのが難しくなる。
キレのあるストレート(8.0点)は最速144キロと見るべきものがあるが、緩急も使いたいところ。軸足に体重を残せればタメができ、打者に対して優位に立つことができる。今以上のキレを追求してもらいたい。
変化球(8.5点)は・・・
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