この1年で急激に成長した本格派右腕。今春の仙台六大学リーグでは34年ぶりの優勝、大学選手権初出場の立役者となった。さらに大学日本代表、21U侍代表にも選ばれ、さまざまなユニフォームを着た刺激的な1年。今後の成長が非常に楽しみなドラフト候補である。 最速152キロを投げ込む大学球界を代表する右腕だ。最大の魅力は生まれ持った素質を感じる強い腕の振り。今後の成長が楽しみな逸材である。
だが、投球フォーム(8.5)は決して良いとは言えない。左足を大きく一塁方向に開いた状態から始動していくフォームは、「1、2、3」の一定のリズムになっている。今後は“間”を作ることが大事。今は左足を引き上げてから、そのまま前に突っ込みながら投げている。単調であり、バッターからすれば合わせやすい。軸足(右足)のタメが甘く、左の壁が作れていない。左足を引き上げたときに、軸足に体重を乗せること、少しでも長く“間”を作ることを意識し、フォームに強弱をつけてほしい。
そうすることによって・・・
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