昨夏の甲子園で5度目の全国制覇を成し遂げた守りの要。2年生ながらも目を見張るディフェンス力でチームに貢献していた。課題は明確。バッティングさえ伸びればドラフト対象選手に入ってくる。 一つひとつの動きに野球センスを感じる逸材。昨年の夏の甲子園で優勝を遂げた大阪桐蔭高の正遊撃手で、秋からは主将を務めている。今春のセンバツ出場も有力で、夏春連覇を狙うチームの中心人物である。
最大のセールスポイントは守備力(8.5)。ポジショニング、一歩目、捕球姿勢、グラブさばき、捕球してからの送球動作とすべてが素晴らしく、高校生では間違いなくトップクラスだ。同校のOBで守備力に定評があった
水谷友生也(法大)の後ろで1年生のときからノックを受けていたが、その頃から軽快なフットワークを見せていた。恐らく監督、コーチからの期待も大きかったのだろう。それほど、当時から守備力がずば抜けていた。緩い打球、強い打球、左右のゴロにも俊敏な動きを見せ、併殺プレーも上手。強いて言うなら、三遊間深めのゴロを処理したときの送球を磨いてもらいたい。ただ、このプレーは慢心することなく練習を続ければ、まだまだ伸びるだろう。走塁(8.0)のセンスも際立つ。特に打球が左中間や右中間に飛んだときの打球判断が目を引く。今後は次の塁をどん欲に狙うこと、チャレンジする積極果敢な走塁を意識してもらいたい。
一方のバッティングは・・・
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