大舞台での実績は十分だ。林中勇輝は昨春のセンバツ優勝時、下級生で唯一のレギュラーだった。攻守にセンスあふれるプレースタイルで夏には、甲子園で本塁打を放った。主将として挑む3季連続の聖地では史上3校目の連覇がかかり、大暴れの予感がする。 昨春のセンバツでは、三番打者として敦賀気比高の甲子園初優勝に貢献した大型遊撃手。まだ線が細いが、冬を越えて一回り大きくなっていることだろう。攻守走ともに高校生では高いレベル。大舞台での経験を積んでいることは、3年生になってあらゆる場面で生きてくる。昨秋の新チームからは主将で、リーダーシップを発揮するシーンも多く見られるだろう。将来的なショートのレギュラーが欲しい球団のスカウトは、夏までチェックを続けていく素材だ。
打撃フォーム(7.5)はまだ形が確立できていない。左足を上げた際に軸足に体重をしっかり乗せて、トップの位置が決まるときと、決まらないまま打ちにいくときがある。ただ、タメができているときは下半身主導のいい形で打っている。ミートがうまい打者なので、今後は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン