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Vol.16 林中勇輝[敦賀気比高・内野手] 攻守にセンスある中日・荒木タイプ

 

大舞台での実績は十分だ。林中勇輝は昨春のセンバツ優勝時、下級生で唯一のレギュラーだった。攻守にセンスあふれるプレースタイルで夏には、甲子園で本塁打を放った。主将として挑む3季連続の聖地では史上3校目の連覇がかかり、大暴れの予感がする。



 昨春のセンバツでは、三番打者として敦賀気比高の甲子園初優勝に貢献した大型遊撃手。まだ線が細いが、冬を越えて一回り大きくなっていることだろう。攻守走ともに高校生では高いレベル。大舞台での経験を積んでいることは、3年生になってあらゆる場面で生きてくる。昨秋の新チームからは主将で、リーダーシップを発揮するシーンも多く見られるだろう。将来的なショートのレギュラーが欲しい球団のスカウトは、夏までチェックを続けていく素材だ。

 打撃フォーム(7.5)はまだ形が確立できていない。左足を上げた際に軸足に体重をしっかり乗せて、トップの位置が決まるときと、決まらないまま打ちにいくときがある。ただ、タメができているときは下半身主導のいい形で打っている。ミートがうまい打者なので、今後は・・・

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プロフェッショナルレポート

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元巨人チーフスカウトで現在はベースボールアナリストとして活動する中村和久によるドラフト候補生の能力診断。

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