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Vol.24 石井一成[早大・内野手] 名門で主将のリーダーシップも注目

 

今年は大学生遊撃手に好選手が多いが、東京六大学を代表するのが早大の主将・石井一成だ。名門・作新学院高時代から大舞台を多く経験しており、ここ一番で頼りになる選手になるはずだ。



 作新学院高時代にはキャプテンとしてチームの先頭に立ち、甲子園でも存在感を発揮したプレーが目立った。プロ志望届を提出していればドラフト指名されていた可能性もあった選手。早大進学後は1年春に神宮デビューを飾り、順調に成長している。最終学年となった今年は主将として再びチームを引っ張る立場となる。「打てる遊撃手」が補強ポイントとなる球団は、最後までマークを続けていくことになる。

 打撃フォーム(8.5)は高校時代から柔らかさがあった。軸足である左足にタメができているときは、バットの出方がいいし、非常にいい打ち方をしている。リストの使い方も良い。ただ、投手によってはタイミングが合わずにトップが作れないシーンもある。その場合は手打ちになるので、安定した形でスイングができるように心掛けてほしい。

 選球眼(8.0)は両コーナーの見極めはできている。一方で・・・

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プロフェッショナルレポート

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元巨人チーフスカウトで現在はベースボールアナリストとして活動する中村和久によるドラフト候補生の能力診断。

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