週刊ベースボールONLINE


Vol.18 若林将平(履正社高・外野手) 主将・四番としての統率力と豪快なスイングが持ち味

 

昨年11月、神宮大会初優勝を遂げた履正社高には2人の注目スラッガーがいる。左の大砲・安田尚憲とチームをけん引する右スラッガー・若林将平だ。3月19日に開幕するセンバツ。昨夏に続く甲子園で、主役に上り詰める。


 履正社高では1年秋からベンチ入り。故障に苦しんだ時期もあったが、着実に力をつけてきた。高校通算40本塁打を超えるチームメートの安田尚憲と比べても、遜色ない長打力が最大の持ち味。昨秋の近畿大会では勝負どころで一発を放つなど、クリーンアップとして「ここで打ってほしい!」という場面できっちりと結果を出した。右の大砲として各球団のスカウトは、徹底マークを続ける素材であることは間違いない。

 打撃フォーム(8.5)はリストの強さを生かした素直なスイングが魅力。バットコントロールが良く、ミートがうまい。左足を少しだけ上げる形だが、タイミングを合わせる技術もある。課題を挙げるとすれば、上体の力に・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

プロフェッショナルレポート

プロフェッショナルレポート

元巨人チーフスカウトで現在はベースボールアナリストとして活動する中村和久によるドラフト候補生の能力診断。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング