昨年11月、神宮大会初優勝を遂げた履正社高には2人の注目スラッガーがいる。左の大砲・安田尚憲とチームをけん引する右スラッガー・若林将平だ。3月19日に開幕するセンバツ。昨夏に続く甲子園で、主役に上り詰める。 履正社高では1年秋からベンチ入り。故障に苦しんだ時期もあったが、着実に力をつけてきた。高校通算40本塁打を超えるチームメートの安田尚憲と比べても、遜色ない長打力が最大の持ち味。昨秋の近畿大会では勝負どころで一発を放つなど、クリーンアップとして「ここで打ってほしい!」という場面できっちりと結果を出した。右の大砲として各球団のスカウトは、徹底マークを続ける素材であることは間違いない。
打撃フォーム(8.5)はリストの強さを生かした素直なスイングが魅力。バットコントロールが良く、ミートがうまい。左足を少しだけ上げる形だが、タイミングを合わせる技術もある。課題を挙げるとすれば、上体の力に・・・
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