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Vol.34 小畑尋規(立正大・捕手) 「守りの野球」のシンボル。15季ぶり一部昇格の立役者

 

正捕手が不動のチームの要なら試合が引き締まる。小畑尋規は、下級生時代から経験豊富であり、今夏は侍ジャパン大学代表に選出された。名実ともに「大学No.1捕手」は東都一部リーグ復帰を果たし、秋は神宮で戦う。


 北照高時代は強肩強打の捕手として注目を集めた。2年春、3年春夏と3度、甲子園でプレーした経験は大きい。四番打者として3年時のセンバツでは、チームを8強に導いた。立正大では1年時から着実に成長してきた。今春の東都大学二部リーグでは10戦全勝で優勝し、専大との入れ替え戦では全3試合で安打を記録、15季ぶりの一部復帰に貢献。大学日本代表にも選出された素材だけに、捕手が補強ポイントとなる球団は最後まで動向を追う選手だろう。

 打撃フォーム(8.0)はバットコントロールが良いのが最大の長所。ややオープンスタンスで構え、左足を自然に上げてタイミングを取っている。アウトステップして強引に打ちにいくケースも見られるので、もう少し・・・

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プロフェッショナルレポート

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元巨人チーフスカウトで現在はベースボールアナリストとして活動する中村和久によるドラフト候補生の能力診断。

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