1年秋のオープン戦で右肩と右股関節を痛め、つらい時間を過ごした。不屈の闘志で3年春に復活を遂げると、最速152キロを計測して注目の存在に。草場亮太は2年連続で大学選手権のマウンドを踏み、大学球界屈指のレベルにある。 伊万里商高時代には甲子園出場の経験はないが、素材の良さは光っていた右腕。九産大では1年春にリーグ戦デビューも、その後は故障の影響で伸び悩んだ。今春はチームのリーグ優勝に貢献し、全日本大学野球選手権でも初戦突破。本来の実力からすれば物足りなかったが、まだ伸びそうなタイプだけに、スカウト陣の評価は高めたはずだ。長い回を投げられ、先発としてプロのローテーションで回れるポテンシャルを持っているので、最後のシーズンまで継続してチェックしていきたい投手だ。
投球フォーム(8.5)はワインドアップからゆったりとした形で左足を上げる。軸足となる右足にしっかり体重を乗せてから打者方向に向かっていくので、バランスが良く力む感じもない。腕の振りもスムーズで、変な癖はない。テークバックが小さく、打者からすればタイミングは取りにくいタイプの投手と言える。欲を言えば、もう少し・・・
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