兄・田中広輔は、37年ぶりのリーグ連覇に貢献した広島の内野手だ。田中俊太の攻守の野球センスは兄譲りであり、大卒2年目のドラフト解禁年はプロを意識してきた。10月には侍ジャパンにも名を連ね、実績は十分である。 東海大相模高では3年春のセンバツ優勝に貢献するなど、数々の大舞台を経験している内野手。東海大では2年春にリーグ戦デビューを飾ると、3年春には全日本大学野球選手権で優勝。日立製作所では1年目に都市対抗決勝まで進出し、社会人ベストナインにも選ばれた。今年の都市対抗では惜しくも初戦で敗れたが、東京ドームのスタンドに叩き込むなどパワーも見せた。日本代表入りも果たしているだけに、内野手が補強ポイントになる球団は、ドラフト直前までチェックを続けていく素材だろう。
打撃フォーム(8.5)は上半身、下半身のバランスが良く、しっかりタメを作ってからスイングできている。バットの軌道も・・・
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