愛知大学リーグで最多46度の優勝を誇る愛知学院大のトップバッターが今春、全国舞台で躍動した。主将として大学選手権4強へ導くとともに、スピード感ある攻守のプレーぶりがプロスカウト垂涎の的となった。大学日本代表候補にも選出。ドラフト候補が下した決断は冷静だった。 取材・文=岡本朋祐 写真=平山耕一 
▲いかにも野性味あふれる野球小僧が源田である。攻守にハツラツとした遊撃手と言えば、メジャーリーガー・川崎宗則をほうふつとさせる
インパクトを与えた攻守のスピード
6月に開催される全日本大学選手権(神宮、東京ドーム)には、各球団とも全国各地からスカウトが集結する。「多くの目で確認する場」という位置づけにおいては、春・夏の甲子園(高校野球)、都市対抗と日本選手権(社会人野球)に並ぶ、有力大学生の重要な視察となっている。
2年春以来の全国舞台で、
源田壮亮は下級生時代とは見違える成長を見せた。準決勝進出の立役者。福井工大との準々決勝では先制となる大学公式戦初本塁打。オープン戦を含めても4本目となるアーチで、チームに勢いをつけた。計3試合で14打数5安打を記録したバットだけでなく、50メートル走5秒8の快足を飛ばし5盗塁とダイヤモンドを疾走した。自慢の遊撃守備でも、好フィールディングを披露。攻守走3拍子にわたってレベルの高さをアピールし、ドラフト候補選手にリストアップされた。
神宮での大活躍により、第27回ハーレム・ベースボールウイーク(オランダ)に出場する大学日本代表候補合宿(神奈川・平塚)に追加招集された。大学選手権を視察した侍ジャパン・善波達也監督(明大)らジャパン首脳陣にとっても、インパクト十分のスピードであったのだ。
冬場の猛練習とフォーム変更で打撃開眼
小学3年でソフトボールを始めて以来・・・
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