山崎晃大朗(ヤクルト)、京田陽太(中日)に続いて、日大には、今年も足で勝負できる巧打者がいる。先輩を見習い、野球へのひたむきな姿勢を貫いてきた。ただ、学生ラストシーズンは“試練”の秋となる。 取材・文=依田真衣子 大学公式戦での通算本塁打はランニングホームラン1本のみだったが、今春は二部リーグで2本塁打と成長/写真=田中慎一郎
50メートル5秒8。「京田より速い」と評判の左打ちの外野手が日大にいる。昨年のセ・リーグ新人王・京田陽太(中日)をしのぐ脚力。京田の2学年後輩にあたる、
長沢吉貴だ。「京田さんが在学中、何度か競争する機会がありましたが、負けた記憶はありません」と、胸を張る。
長沢が京田とよく比較されるようになったきっかけは、京田が大学4年の夏、長沢を「パートナー」に指名したことにさかのぼる。京田は、大学4年の2016年6月、大学日本代表の正遊撃手として日米大学選手権優勝に貢献した。しかし、胸中は・・・
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