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武岡龍世(八戸学院光星高・内野手) 攻守走の3拍子で魅了する「坂本二世」

 

第91回選抜高校野球大会の選考委員会は1月25日に大阪市内で行われる。昨秋の東北大会を制した八戸学院光星高の出場は確実。遊撃手で主軸を打つ主将のバットが、チームの命運を握っている。
取材・文=大平明 写真=井田新輔

俊足、巧打、強肩と走攻守の三拍子がそろった東北を代表するショートストップ。プロで活躍する坂本勇人巨人]、北條史也阪神]に続きたい


 小学生時代にヤングリーグで全国優勝し、中学ではカル・リプケン少年野球世界大会の日本代表に選出されて準優勝。八戸学院光星高では田村龍弘(現ロッテ)以来となる1年春からベンチ入りを果たし、いきなり八戸地区大会にスタメン出場するなど、数々の輝かしいキャリアを積み重ねてきた武岡龍世。周囲からの大きな期待は、同校OBである「坂本勇人(現巨人)二世」とたとえられていることからも分かるだろう。

 武岡も坂本のプレーを参考にしており「マネをしているのはショートの守備。坂本さんはバッターが打つ瞬間にタイミングを合わせて軽くジャンプをし、地面に着地してからスタートを切るのですが、その一歩目までの動きを自分も・・・

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