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河野竜生(JFE西日本・投手) ホップ、ステップ、ジャンプを期する勝負の入社3年目

 

社会人における高卒選手のドラフト解禁は3年である。2019年で入社3年目を迎える左腕は昨年、ドラフトへ向けて大きなアピールを見せた。トーナメントという厳しい環境下において勝負強さを発揮する実力は、「即戦力」の呼び声が高い。
取材・文=小中翔太 写真=前島進

昨年11月の日本選手権は準優勝の原動力となった。JR西日本の補強選手として出場した都市対抗でも活躍し、実戦における勝負強さを印象づけている


 昨年1年間で、最も大きく評価を上げた社会人投手と言っていいだろう。鳴門高3年夏に甲子園8強入りを果たした河野竜生は「僕の目標はプロ野球選手になることなので、少しでもプロに近いレベルで野球をしたいなと思って、社会人を選びました」と2017年にJFE西日本へ入社した。社会人1年目に三菱重工広島の補強選手として都市対抗に出場すると4回2/3を無失点という好リリーフで注目を集め、JR西日本の補強選手に選ばれた昨年は東芝を相手に6回1失点の堂々たるピッチングを披露した。

 自チームで出場した日本選手権でも宮崎梅田学園との1回戦で先発マウンドに立つ。「予選が終わってから初戦の先発を目指して1カ月半やってきたので、投げたいなという思いはずっとありました」。結果は・・・

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