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宮川哲(東芝・投手) 心技体がレベルアップ 芽生えたエース番号の自覚

 

最速152キロで、アベレージでも140キロ中盤を投げ込むストレートが魅力だ。変化球はカーブ、カット、フォーク、チェンジアップを巧みに操る。投手に専念したのは上武大に入学してからと、入社2年目右腕は、さらなる成長が期待できる。
取材・文=大平明

今季初登板となったセガサミーとのJABA東京スポニチ大会予選リーグでは、7回1失点。チームの7回コールド勝ちに貢献している/写真=大賀章好


 昨季まで着けていた背番号13から、エースの代名詞とも言える「18番」に変更した。東芝でのルーキーイヤーとなった2018年は主戦のナンバーを与えられるにふさわしい活躍を見せた。社会人での公式戦初登板となったJABA東京スポニチ大会では新日鐵住金東海REX(今季から日本製鉄東海REX)戦で救援のマウンドに上がるといきなり150キロを連発し、2回無失点の鮮烈デビュー。11月の日本選手権では新日鐵住金広畑(今季から日本製鉄広畑)との準々決勝に先発。初回に自己最速となる152キロをマークすると、その後も140キロ後半のストレートを武器に8回途中まで投げて3失点の好投を見せ、チームを4強へ導いた。

 ドラフト解禁の大卒2年目の飛躍を予感させる投球を披露した宮川哲に、「18番」を与えた平馬淳監督は・・・

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