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大石晨慈(近大・投手)防御率0点台を目指す150キロ左腕

 

関西学生リーグは4月2日に開幕。立命大2回戦(同3日)で近大の最速150キロサウスポーが、自身初のシャットアウト勝利を飾った。NPBスカウトが見守る中での快投で、好スタートを切っている。
取材・文=沢井史

近大付高では3年夏の甲子園出場。前橋育英高との1回戦で敗退したとはいえ、9回5安打2失点と持ち味を発揮した[写真=沢井史]


 最も自信があるのはストレート。こだわり続けてきた武器が昨秋、大台を超えた。関大2回戦。2対7とリードを許した8回から六番手投手として登板した大石晨慈は、打席に立つ野口智哉(現オリックス)に対して、思い切り腕を振った。すると、ほっともっとフィールド神戸のスピードガンが150キロを表示した。

「球種が多いわけでもなく、器用でもない。少ない変化球を生かしていくのなら、ストレートが生命線になっていくと思っています。真っすぐの出来でその日の調子が左右されるので、球質を追い求めていかなくてはいけないと思っています」

 高校時代の最速は141キロ。3年間でアップした要因は・・・

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