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日高暖己(富島高・投手)心技体で成長した148キロ右腕

 

宮崎県立の富島高は2018年春、19年夏の甲子園出場。濱田登監督の卓越した指導で、プロ注目の右腕が育っている。野球センスが抜群で、今夏の飛躍を期す。
取材・文=前田泰子 写真=上野弘明

中学までは遊撃手。高校でも投手に専念したのは2年秋からと、急成長中だ


 山本由伸(都城高-オリックス)、戸郷翔征(聖心ウルスラ高-巨人)など、高校からプロへ進み、第一線で活躍する右腕を輩出している宮崎から、また楽しみな投手が誕生しそうだ。富島高の最速148キロ右腕・日高暖己の下にはNPBのスカウトが熱心に視察に訪れている。日高を指導する富島高・濱田登監督は「打てるし、投げられるし、走れる。ポテンシャルが高い選手です」と魅力を挙げ、投手として開花し始めた日高の成長を楽しみに見つめている。

 中学までのポジションは主にショート。投手はどちらかというと本業ではなかった。中学3年で宮崎県選抜チームの一員として全国大会に出場した際も遊撃手でプレーしている。「投げるよりも、守備のほうが好きだったので」と、中学時代は投手にはあまり強い思いはなかった・・・

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