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堀柊那(報徳学園高・捕手)強肩と洞察力で魅了する司令塔「チームの勝利のために活躍したい」

 

第95回記念選抜高校野球大会は3月18日、阪神甲子園球場で開幕する。今大会注目の捕手は名門校の主将だ。文字どおり、チームの浮沈のカギを握るリーダーが2002年以来の春頂点を狙う。
取材・文=沢井史 写真=川本学

遠投100メートルで二塁送球は1.8秒台。強肩キャッチャーが試合を支配する


 堀柊那の知名度が一気に上がったのは昨春の近畿大会だ。準決勝まで勝ち上がり、二塁送球では驚愕の1.8秒台を計測した。「あの捕手は2年生?」と驚く関係者も多くいた中、智弁和歌山高との準決勝では一番・捕手で先頭打者アーチを放つなど、インパクト十分のパフォーマンスを披露。準優勝を遂げた昨秋の近畿大会では守りのほか、バットでも存在感を見せた。4試合で17打数10安打をマークし、名門校をけん引する主将として6年ぶりのセンバツを手繰り寄せた。

 2023年の「高校生捕手No.1」の呼び声が高いが、報徳学園高・大角健二監督は「昨秋は勢いに乗って、結果的に良い数字を残せましたが、まだまだです」と辛口のコメントが並ぶ。NPBスカウトも注目する存在。3月18日に開幕するセンバツでは、脚光を浴びることになるが、堀は本音をこう漏らしている・・・

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