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球界一と尊敬する先輩と久しぶりの交流を図った広島小窪哲也。バトンを回すのは小学生時代のライバルチームの同級生だったという、あの男だ。



小学生時代、小さかったアイツが足も速くて、マッチョになって……


 そりゃあ、連絡したい気持ちはヤマヤマなんです。でも、内川(聖一)さんは球界一の右バッターだと思っているので、気軽に連絡なんてできませんよ。お子さんも生まれたんですよね。相当遅くなりましたけど、おめでとうございます。

 内川さんは、アニキ肌の性格で面倒見のいい方です。昔、自主トレを一緒にしていたときは、電話で相談したこともありましたし、バットをいただいたこともありました。内川さんのバッティングの映像はいつも見ていますし、テレビ番組のインタビューもチェックしました。でも、内川さんは天才過ぎて、なかなか理解することが難しいんですよね(笑)。でも、またよろしくお願いします。

 僕がバトンを渡すのは、荻野貴司選手(ロッテ)です。同じ奈良県の出身で、同じ1985年生まれです。小学校時代、近所のライバルチームに在籍していたころから荻野を知っていますが、昔は体が小さかったという印象です。中学校で一度は野球を離れて、勉強の方に力を入れていたと聞いています。荻野と再会したのは、ある大学の選考会でしたが、驚きました。足は速くなっているし、マッチョになっていたし、そして、アレよアレよという間にすごい選手になっていきました。またみんなで会いたいな。


小窪哲也●こくぼ・てつや。1985年4月12日。30歳。右投右打。175cm80kg。奈良県出身。PL学園高−青学大−広島08年3位。要所で勝負強い打撃を見せる仕事人。
持ち球リレートーク

持ち球リレートーク

NPB現役投手の奥義を大公開! 持ち球の握りを披露しつつ、自らにとって、どんな球種かセルフ解説をする連載。プロの投手から見てスゴイと思う球種を数珠つなぎで展開する。

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