開幕までもうわずかとなり、週刊ベースボール編集部も開幕が近づくにつれ、ドタバタ…。そんななか、開幕直前スペシャルと題し、緊急座談会を開催。今季の見どころを、週刊ベースボール編集部が大いに語り尽くす。 【座談会出席者】 A:編集部歴14年。日本ハム→楽天→日本ハムの球団担当を歴任 B:編集部最年少。ソフトバンクサブ担当 C:阪神タイガースとMLBを担当。朝は強い NPB11球団の公式戦放映でコンテンツがさらに充実
DAZNのジェームズ・ラシュトンCEOより発表された日本プロ野球11球団放映は、編集部にも衝撃が走った(写真=Suguru Saito/DAZN)
A いよいよペナントレース開幕間近。編集部のテンションも高まってきたね。
B 毎年この時期は、気が引き締まりますし、アドレナリンが出ます。特に開幕戦は独特の緊張感が漂いますからね。編集部もなぜか、ピリピリするし(笑)。それと、開幕戦だけはみんな必ずスーツを着て取材に行きますよね。
C 新聞記者やほかのマスコミもほとんどスーツ。開幕戦は、野球に携わる人にとって、特別な日ってこと。ま、とにもかくにも、今年のプロ野球もアツくなりそうだね。
B 今シーズンの見どころは何ですか?
A セ・リーグは球団史上初の3連覇に挑む
広島。パ・リーグは、ソフトバンクをどの球団が止めるかが、大きなテーマになってくるだろうね。
C 2球団ともに総合力が抜けているからね。ベテランの奮起にも注目したい。
中日の松坂(大輔)は、4月4日のホーム開幕2戦目が濃厚と言われているし、メジャーから復帰した
ヤクルトの青木(宣親)は「つなぎの四番」としてオープン戦に出場していたから、果たして開幕オーダーはどうなるか。10年ぶりにジャイアンツに復帰した上原(浩治)も、どの場面で起用されるか、が注目したいポイント。
B 開幕しないと分からないことも多いですが、今年も総力取材で読者に喜んでいただけるようにしたいですね。ところで皆さん、グラウンド以外で注目していることはありますか?
A 今シーズンから敬遠の申告制など、いくつかのルール変更があるけど、最大の注目はリプレー検証制度「リクエスト」かな。
C ついに日本プロ野球でも始まる。流れを大きく左右する制度だから、注目したい。
A そのほかは、やっぱりDAZNかな。野球以外のスポーツも好きだから加入しているけど、そこにプロ野球11球団の公式戦(一部試合を除く)を放映するのには驚いた。コンテンツがさらに充実する。
B ファンは大喜びでしょうね。ひとつのプラットフォームで見られるのは便利ですし、あまり見る機会のなかった他球団も目にすることが増えそう。気軽だし、さまざまなスポーツを見放題(?)。安くて、使い勝手が良い(?)って感じです。
C 野球ファンが観戦できる選択肢が増えたっていうのは、素晴らしいことだよね。テレビではできないことをネット放映でどんどん実現させてほしい。
MLBも視聴できるぜいたくなスポーツ・チャンネル
自分が好きなときに見られるDAZNは、編集部にとっても好都合。すでにオープン戦で重宝している
A 編集部にとってもメリットばかり。パソコンで作業しながら見ることができるし、電車の中や出先でも移動しながら見ることができちゃう。場所を問わず見ることができるっていうのは、最大のメリット。しかも、マルチデバイス(?)対応だから、2試合同時に見ることができるのも大きい。
C 生で見逃した注目選手のプレーを巻き戻しで再生できたり、試合が終わるとハイライトがあるから、自分が担当している球団以外のチームもチェックできる。DAZNでオープン戦を見ていたけど、イニング間は担当しているチーム以外の試合を見てしまうし。しかも俺はメジャー・リーグを担当しているから、日本人メジャーのプレーも同時に押さえることができる。
A あと、プライベートトークの特集動画(?)もスゴく面白い。あんなに柔らかい選手の表情は、編集部もなかなか見ることができないよ。
B 編集部の仕事の幅も広がりますよね。われわれも現場に行けないとき、テレビで見ることもあるじゃないですか。どんなことを注意しながら見ているんですか?
A 現場で取材するときは、注目選手を絞って、テーマを決めて見るようにしている。例えば、「今日はショートの動きを注視する」とか。
C テレビではなかなか映らない二遊間の動きや距離の詰め方を見て、配球を予想したり、外野の守備位置やベンチにいる監督やコーチャーの仕草もよく見るようにしている。あとは選手のベンチに座る位置とか。
A テレビでは、キャッチャー中心にミットの構え方やバッテリー間の配球。現場では分かりにくい選手の表情かな。
C 解説者がどんな視点で見ているのかも注目している。そのほかでは、週刊ベースボールONLINEのテキスト速報や前の打席の成績もテレビと併せて見ている。それと、ポケット名鑑!
B 完全に宣伝じゃないですか(笑)。しかし、便利な時代になりましたね。
C 昭和世代からすると、地上波のゴールデンタイムで野球中継していない寂しさもあるけど、球場に行かなくても野球の試合を見られるのは非常にありがたいことだし、野球界にとっても歓迎すべきこと。あとはもう1球団の主催試合さえ見ることができれば、野球ファンにとっては無敵のサービスになるね。
A 今年の明治安田生命Jリーグが中継カメラを増やしたように、プロ野球でも独自のカメラを増やしてほしい!
C 先発オーダーの表示をしてほしい!
A サッカー放映のようにデータを充実してほしい!
C クライマックスシリーズや日本シリーズも必ず放映してほしい!
B 先輩たち! 無理は言わないでください。今シーズンは、スポーツ観戦の価値観を変えているDAZNにも期待していきましょう。
要チェックポイント4選
(1)130以上のスポーツコンテンツが見放題 プロ野球11球団の主催試合(一部を除く)以外でも、明治安田生命Jリーグ(J1、J 2、J3)や欧州サッカー5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)、さらにゴルフやテニス、ラグビー、WWEなど、あらゆるスポーツを堪能できる。
(2)リーズナブルで登録簡単 料金は月額1750円(税別)で、ドコモユーザーは月額980円(税別)と、非常にリーズナブルな価格だ。さらに登録は5分もかからず、手間もかからない。クレジットカードを持っていない方でも、デビットカードやiTunesアカウント、アマゾンアカウント、さらにコンビニで購入可能な「DAZNチケット」からも支払いが可能となっている。なお、1カ月の無料体験を実施している。
(3)マルチデバイス対応 スマートフォンのほかに、タ
ブレットやPC、さらにアマゾンファイアTVやクロームキャストなどを活用すると、テレビでも視聴することができるのがDAZNの大きな特徴。複数端末で、同時に2台まで見ることができ、自分の好きな時間に好きな場所で視聴できる。
(4)サイドコンテンツも充実 ライブ配信に留まらず、サイドコンテンツも充実しているのがDAZNの魅力だ。オリジナル番組「CH IT - CHAT」は、お題に対し、選手が答えるというシンプルなものだが、普段では見られない素顔を見ることができる。そして先日より、セイバーメトリクスで戦力データを分析するコンテンツ「野球ラボ 戦力分析」がスタートした。選手成績や試合結果などを統計的に分析したセイバーメトリクスを徹底的に活用し、野球好きにはピッタリの深い番組になっている。第1回のテーマは「セイバーメトリスのデータで切り取った開幕前のセ・パ12球団戦力」。開幕後は隔週で1本、旬のテーマをピックアップし配信していく予定だ。
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