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2014年シーズンが開幕した。本誌でも旬な選手を紹介する新連載がスタート。その第1回を飾るのが、昨年のロッテで唯一、先発ローテを守り抜いた唐川侑己だ。西武からFAした涌井秀章が加入したが、既存投手陣も負けてはいられないと、生え抜きのプライドを胸に新シーズンに臨む。

取材・構成=吉見淳司 写真=荒川ユウジ

上向きでシーズンイン

▲3月29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に今季初先発し、課題の6回につかまり5回0/3を5失点で悔しい途中降板。続く4月5日の日本ハム戦(QVCマリン)は6回を2失点に抑えたが勝敗はつかなかった(写真=湯浅芳昭)



──オープン戦では3試合に登板。1試合ごとに内容が良くなっていきました。

唐川 調整は順調にできたと思います。オープン戦中にいろいろ試すことができたし、キャンプで取り組んできたことが出せたかなと。

──キャンプではどのようなテーマを持っていましたか。

唐川 真っすぐをしっかり投げるということがポイントの一つでした。オープン戦よりもキャンプ中の方が状態は良かったと思うんですけど、疲れがある中でしっかり腕を振る意識を持てたのは良かったですね。

──オープン戦で試したこととは。

唐川 あえて球種を少なくして投げることですね。新しくシュートを多く投げ、それもメドは立ったし、やりたいことはできました。

──昨年はオープン戦登板も1試合のみでした。

唐川 去年は(右ヒジの故障により)どちらかというと滑り込みで、調整がどうというよりも何とか開幕に間に合ったという感じでしたから。それに比べると準備はできましたね…

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