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快進撃を続ける赤ヘル軍団に欠かせない存在になりつつある。プロ6年目で初の開幕一軍入りを果たした右腕・中田廉。リリーフとして好投を見せ、ここまで2度のサヨナラ勝利を呼び込んだ(4月20日現在)。心身ともにひと皮むけた23歳は、チームへの貢献を惜しまない究極の“便利屋”を目指している。
取材・構成=新ヶ江周二郎 写真=佐藤真一、BBM

「6〜7割」で投げる

──プロ6年目を迎えた2014年シーズン、初の開幕一軍入りを果たし、中継ぎとして存在感を発揮しています。昨年からの「変化」を教えてください。

中田 今年は初めて一軍で開幕を迎えることができて、とてもうれしいですね。昨年、シーズン終盤に好調を維持して、クライマックスシリーズでは巨人を相手に投げさせてもらいました。チームは敗れましたが、個人的にはそこで結果(2試合、1回1/3を無失点)を出すことができた。「来年は絶対、開幕一軍に入るんだ!」と強い気持ちを持って、秋季キャンプ、オフシーズンの自主トレ、春のキャンプとやってきたことが、いまにつながっていると思います。

───首脳陣はキャンプで中田投手のことを、「これまでとは目の色が違う」と話していました。

中田 昨シーズンの最後に良い状態で投げられて、何かをつかみかけていたので、それをムダにはしたくなかったんです。自分ではその思いで秋のキャンプから、誰よりも球数を投げて、誰よりも走って……。とにかく必死に練習をしようと思っていたので、周りからはそういうふうに見えていたのかもしれません。

──昨シーズン終盤につかみかけていたものとは?

中田 つかみかけていたというよりは、ただ結果が出ていたという感じでした。良いボールは投げられているんだけど、絶対的なコントロールはなくて、「なぜいま調子が良いんだろう?」と、心のどこかに不安があった。ただ、これまでは良いボールを投げられない時期もあったので、そこはプラスにとらえて、オフにモノにしていこうと思っていました…

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