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鯉のプリンスが苦悩の日々を過ごしている。5月の骨折による離脱があったとはいえ、2012年の一軍定着以来、最低の出場試合数で今季を終える見通し。現状では相手の先発が左投手のときの先発要員という立ち位置だ。約束された将来があったかに見えた背番号「7」に苦悩の声を聞いた。
取材・構成=菊池仁志 写真=前島進、佐藤真一
※成績、記録は9月21日時点のもの。

優勝争いの充実感と自身の現状との葛藤


──優勝を争うチームでプレーしてきた心境を聞かせてください。

堂林 昨年のことを思い出すと、自分は左手を骨折してクライマックスシリーズ(CS)に出ることができなかったんで、今年は初めてこうして高い順位で戦えています。毎日、すごく緊張感があって、言葉はふさわしくないかもしれませんが、楽しいです。すごくやりがいを感じながらプレーできています。

──昨年、CSのときにチームにいなかった悔しさがありますよね。

堂林 それは忘れられないものです。あの甲子園の大歓声を聞きたかったですし、真っ赤なレフトスタンドを見てみたかったとすごく、思います。その試合はデーゲームだったので、僕、練習していたんです。ちょくちょく休憩中にテレビを見たりしていたんですが、思うものはありました。今年については、マツダスタジアムでできる可能性があるので、そこに向けて頑張りたいですね。

──今年はただ、常時、試合に出る立場ではありません。

堂林 5月に右手の骨折でチームを離れたこともありますし、今年は一つのポジションだけじゃなく、出場機会を増やすために外野もやらせてもらっています。こういった状況について、決めるのは監督なので僕がどうこう言えるものではありませんが、途中から出る難しさ、代打で1打席しかない中で結果を求められる難しさ、そこはすごく勉強になっているんです。

──守備位置で見ると、今年はサード以外にライトでの出場が増えています。サードへのこだわりはありませんか。

堂林 今はそれを言っている場合じゃありません。最終的にはそうですけども・・・

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