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岡田彰布コラム

投内連係で少し不安を感じたけどドラ5の糸原は良かった。今年は不安より楽しみに感じた阪神キャンプやったわ

 

思わずオオッとうなった糸原のコンパクトな打撃


阪神のドラフト5位・糸原の打撃がいいわ!コンパクトに鋭い打球を打つ/写真=BBM


 さあ、今年もやってきました、沖縄です。1年ぶりだが、やっぱり暖かい……。那覇空港に着き、レンタカーで目指せ宜野座。車中で窓を開け、沖縄の風を感じる。いいもんだ。木々の緑に触れながら、また沖縄に来た……という実感に浸る。

 そして球場に近づくと、軽やかな打球音が響いてきた。何年も経験していることだけど、この繰り返しの出来事が、1年という空白を埋めてくれる。プロ野球のスプリングキャンプ。ここから1年がスタートする。動くチームもそうだけど、見る側も気持ちが引き締まる。そういう緊張感がキャンプには必要なんだよね。

 沖縄県宜野座村。もちろん阪神のキャンプ地よ。2003年、星野(星野仙一楽天副会長)さんの2年目から始まったここでのキャンプは早いもので15年目を迎えた。オレもコーチとして1年、監督として5年。合計6年間、この宜野座にお世話になったけど、年々、施設が充実し、特に室内練習場は他球団のそれと比べても、最上級の施設といえるもの。もちろん気温の高さがある。自然現象と充実した設備……。選手の気持ちは高ぶる。恵まれた環境での1カ月。これを実にするだけだ。いつもそう考えて、オレはキャンプを過ごしてきたわな。

 今回は第2クールからお邪魔した。所属するデイリースポーツ新聞社の評論の仕事よ。阪神だけを追いかける今回の第1弾。1度戻って、再度、沖縄へ……というスケジュールになっているけど、まずは1回目の「そら、そうよキャンプレポート」を週べで記していくことにする。

「どうでした?今年の阪神、いけますか?」。これがいきなりかかってきた・・・

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岡田彰布のそらそうよ

岡田彰布のそらそうよ

選手・監督してプロ野球で大きな輝きを放った岡田彰布の連載コラム。岡田節がプロ野球界に炸裂。

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