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岡田彰布コラム

広島の鈴木誠也の四番起用、絶妙なタイミングやな。これからの広島の四番を長期間担える存在やわ

 

体の強さ、バットスイングの強さなどをとっても広島鈴木誠也は四番打者にふさわしい存在。新井の起用法を考えると、ここで、このタイミングで鈴木を四番に育てていくのは賛成や


オレの理想の四番像は体の強い右の大砲や


 マジメだ。キチンと仕事をこなす。週ベオレの編集担当、S君のことよ。世の中、ゴールデンウイーク(GW)で沸き返る今週。S君も休み……と思っていたら、決まった曜日、決まった時間に電話がきた。「エーッ、今週のテーマですが……」って、余計な会話なし。聞けばGWの休みはわずか。野球選手はもちろんだが、プロ野球に関わる仕事にたずさわる人は、ホンマ、GWは大忙しなわけ。マジメなS君、休みたいとか、遊びたいとかの欲求を捨て、週ベのためにガンバルのであった。

「その今週のテーマですけど、四番について語ってもらいましょう。打線の中において四番打者とは。どういう存在? 岡田彰布のそらそうよ、四番論!! これでお願いします。それでは失礼します」と電話が切れた。

 ということで四番バッターについて記すけど、最近変化があった四番といえば、広島やで。ついに若い鈴木(鈴木誠也)を四番に据えた。いずれそういうときが来ると思っていたけど、緒方(緒方孝市)監督、意外と早い決断をしたな……というのが印象として残った。

 その決断の理由は、監督目線でいえば、非常に理解できるものなのだ。広島の四番といえば新井(新井貴浩)だったが、どうしても体調や相手投手の兼ね合いで、休ませる必要があった。

 よくいわれる積極的休養ということなのだが、やはり四番とは、とにかくずっとゲームに出続けてこそ。本当の柱、軸になるには、休まず試合に出ることが理想よ。そらそうよ。四番がいろいろな事情でコロコロ替わるっていうのは、監督としては、避けたいもんなんよ。

 この話は今まで何度も、何回も書いてきたけど、オレが阪神の監督になった2004年。一番先に決めたのは打線の一番、二番を誰にするかではなく、四番をどうする……やった。このとき、チームには理想的な男がいた。それが金本(金本知憲現阪神監督)よ。そらそうよ。金本は休まないのである。力があって、試合に出続ける体があるし、強いメンタルがあった。オレには何の迷いもなかったわ。「四番金本」は即決よ。すべてが四番にふさわしいものを備えていたからな。

 オレが思う四番は、本当は・・・

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