今年のDeNAは昨年のCS進出による自信が戦い方に見えている。ラミレス監督[中央]が筒香[右25番の選手]を三番に起用し、打撃をよみがえらせたことも評価できるわな/写真=松村真行
CSを経験し強くなった広島。DeNAも同じ匂いがする
ゴルフの全米オープンが終わり、次は世界水泳。そして国内では高校球児が甲子園を目指し、最後の戦いが行われていた……。スポーツはいい、スポーツは素晴らしいと実感する暑い夏……。すると、また“あの男”からの連絡が。「早いもので、もう1週間が経ちました。どうです?DeNAは強くなってますか?」。週ベ担当のS君である。
なっ、言うてたやんか。今年のセ・リーグ、絶対に面白い存在になるんわDeNAやって。オレ、ずっと言い続けたわけよね。それを今ごろになって特集やて。ちょっと遅いんやないの。
まあ、エエわ。その特集に乗って、オレもDeNAについて書くとしましょう。そうそう、オレの現役時代には大洋で、
阪神はよく大洋をカモっていた記憶がある。それは監督になっても同じで、横浜に変わっても“横浜銀行”っていわれるほど、圧倒したもんよ。甲子園でのゲームのときなんか、あまりにも打ちのめされた横浜……。試合後、やられっ放しに、選手たちが悔し涙を流し、ベンチを動こうともしなかったという光景も見た。それほどの相性の良さ、力関係が存在していたと思うわ。
ところが、ここ最近、風向きが変化し始めている。それはDeNAが・・・
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