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岡田彰布コラム

源田も京田も守備力でつかんだ新人王やわな。源田のフルイニング出場、京田の打撃向上は素晴らしかった

 

ともに内野手、とくにショートというポジションで新人王に輝いた源田[右]と京田[左]。やはり野球は守備から、を再確認したわ/写真=小山真司


赤いスニーカーをもらった。オレも還暦になりました


 11月25日、誕生日でした。今回は古くからの知り合い、お世話になった方々が企画してくれての宴となった。プレゼントしてもらったのがスニーカー。それは“赤”のオシャレなものやった。そうですわ。赤のスニーカーということは、オレ、60歳を迎えたんです。還暦の祝いをしてくれたんよね。

 早いもので、オレも60歳よ。孫も2人いて、彼らの成長が楽しみでしかたない。いいおジイさん……ってところやけど、自分ではまったく老け込んだとは感じていない。今の世の中、60歳はまだまだ若い。そういうことやね。昔のイメージで還暦といったら、歳を重ねた……という感じやけど、ホンマ、今は違うよね。オレも野球に対する熱は20代、30代のころとちっとも変っていない。

 そんな区切りのとき、プロ野球ではシーズンオフ恒例の表彰式があった。シーズンMVP、タイトルホルダーの表彰なんやけど、今年の新人王は少し珍しい受賞者になった。セは中日の京田(京田陽太)、パは西武の源田(源田壮亮)やったけど、彼らはともに内野手、それもショートのポジション。両リーグともに内野手の新人王は21年前の巨人の仁志(仁志敏久)、日本ハムの金子(金子誠)以来らしいけど、さらに・・・

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岡田彰布のそらそうよ

岡田彰布のそらそうよ

選手・監督してプロ野球で大きな輝きを放った岡田彰布の連載コラム。岡田節がプロ野球界に炸裂。

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