甲子園最終戦であいさつをする金本監督やけど、辞任にはビックリした。巨人・高橋監督も辞任。やはり巨人と阪神の監督は、その重圧と責務が大きいとあらためて感じたわ/写真=石井愛子
巨人の岡本が成長したのは高橋監督の我慢によるもの
ようやくセ・リーグの順位が決定した。10月9日の甲子園。オレは放送席にいた。阪神対巨人戦。今シーズン最後の伝統の一戦よ。ただ焦点はひとつだけ、巨人が勝って、3位に入り、CSに進めるか……。阪神ファンにとっては、なんとも味気ない戦いになったけど、そんな中、巨人は素晴らしい野球で快勝。きっちりとCSに進出した。
高橋(
高橋由伸)監督が辞任を発表した。なんとか監督の花道を……なんてことで、チームが奮い立ったと表現されているが、野球って、そんなことで勝てるほど、単純ではない。そら、精神面での高揚感はあるだろうが、あくまで野球は技術、力がベースにある。あの試合でオレはそんなことを考えながら、巨人と阪神の、現状の力の差を感じていた。
四番・岡本(
岡本和真)が2発、最後は菅野(
菅野智之)が締めた。四番とエースが働けば、そら“勝つわ”。その形が巨人にあったし、まさに確立しようとしている。
特に四番よ。オレはキャンプの時点で・・・
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