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岡田彰布コラム

岡田彰布コラム「高知キャンプ時代は阪急の上田監督が闘争心をむき出しやった。2月8日の阪神対日本ハム戦はBIGBOSSが何をするか楽しみよ」

 

今年最初の阪神の対外試合は2月8日の日本ハム戦よ。そこで新庄BIGBOSSがどんな仕掛けをしてくるのか!? 矢野監督がどういなすのか。そして勝敗は……。楽しみにしてますわ[写真=BBM]


ひと昔前のキャンプよりも実戦は3週間早いよ


 感染拡大が止まらない。コロナ禍に見舞われて迎える3度目の春……。それでも時は確実に進む。プロ野球はまさに嵐の中、キャンプに入った。

 すべての人が気を付けて臨んでいる。首脳陣、選手、球団関係者、裏方さん。それを取材するマスコミ関係者、さらに有観客ということで現地に足を運ぶファンが細心の注意を払って、感染防止に取り組む。これまでに経験したことのない春の訪れ。大きなアクシデントがないことを祈るばかりだ。

 オレはキャンプ第2クールから阪神のキャンプ地、沖縄・宜野座に入る。その前の準備として所属するデイリースポーツ新聞社から、検査を受けることを指示され、短期の取材であっても万全を期すことを胸に刻んだ。

 実はキャンプ直前、阪神にまた感染者が出たという知らせがあった。岩崎(岩崎優)と藤井(藤井彰人)コーチが陽性だったことが分かり、これで阪神から8人目。このことによって出遅れは必至。特に岩崎は今シーズン、重要なポジションを担うだけに、のちのち影響が出ないようにと思うが、果たしてどうなるのだろうか。

 本題に入ろう。時代の移り変わりによって、キャンプの在り方も大きく変化してきた。とにかく今はすべてに「早い」。2月1日にはすでに動ける体になっていること。これが常識になり、第2クールからは実戦形式に入る。そしてシート打撃、紅白戦を経て、対外試合……。

 こんなこと、オレの現役時代には・・・

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岡田彰布のそらそうよ

岡田彰布のそらそうよ

選手・監督してプロ野球で大きな輝きを放った岡田彰布の連載コラム。岡田節がプロ野球界に炸裂。

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