
小さいころよく通った球場の一つが南海の本拠地、いまはなき大阪球場やった[写真=BBM]
中百舌鳥が野球の原風景 神宮では堀内さんが……
オレが生まれ育ったのは大阪市内の玉造。下町風情に満ちた街です。
阪神ファンだった小学生のころ、よく通っていたのが日生球場、それと大阪球場やった。そこを本拠地にしていたのが南海ホークスで、オレはそこの少年チームに入った。
今週の特集が「スタジアム」ということで、オレの場合の球場物語は、ここからスタートする。練習に通ったのは南海電車の沿線である中百舌鳥。ここに当時のホークスの二軍練習場があった。通っている間、時に南海ホークスの選手と遭遇した。二軍の選手でもあこがれたよね。ここがオレの野球の原点だったかもしれない。このチームの後輩に、年は随分離れているが、
元木大介(元
巨人)がいた。
そこから明星中に進み、高校は北陽高(現関大北陽高)。この高校のグラウンドは新幹線から見える。狭そうに映るけど、十分広いものやった。ここで育てられて、早稲田大に進んだ。ここはもちろん安部球場よ。学校横にあって、広さもあった。この球場でオレは「デビュー」している。というのも高校3年の夏にあった野球部のセレクションに参加したのだが、フリー打撃でとにかく打ちまくったわけよ。
もう50年前のことだから正確には覚えていないが・・・
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