
ホンマに知らんかったわ、西川という打者を。申し訳ない。西武はいい一番打者を育てたよ。今後が楽しみよ[写真=BBM]
パの指名打者の質は変わった 中距離打者が多くなった印象
戦前の予想は大外れに終わった。それは交流戦のことで、始まる前にこのコラムにオレは書いた。「今年はセ・リーグが勝つ。それも大差をつけて……というのも十分にある」と。それなりに自信のある見立てやったけど、結果はまったくの逆。パ・リーグの圧勝で終了した。
事前予想の根拠として挙げたのが、パ・リーグは以前のような超パワフルなバッターが極端に減り、打撃が小粒になったこと。そして投手陣も力で圧倒するようなピッチャーが少なくなった。そんな印象を持っていたからだ。
スタートはセ・リーグが優位に進めていた。予想どおりと感じていたが、風向きが変わったのは対戦が2週目に入ってから。パ・リーグの本拠地でのゲームになってからやったな。パの本拠地ということは投手が打席に立たない。そこに指名打者が名を連ねるわけで、この戦いに慣れているか、不慣れか……で大きな差が出たのよ。
パにはDH用の打者がしっかりと存在する。これはレギュラーシーズンで慣れているからまったく違和感はない。対してセ・リーグだが・・・
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