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岡田彰布コラム

岡田彰布コラム「阪神の独走を許したのは昨年のチャンピオン・巨人の低迷 岡本の離脱に戸郷の不振もあったが監督の采配と捕手の配球に『?』がある」

 

8月31日の阪神戦で9回表に阪神の守護神・岩崎を攻めてなおチャンスで浅野を代打起用。四球を選んだけど、オレ的には坂本が先だったと思う[写真=BBM]


巨人のチグハグな戦いで2位以下が貯金なしの状態


 もしかして、読者の皆さんがこのコラムを読んでもらっているころには、「優勝」が決まっているかもです。ハイ、タイガースが順調にマジックナンバーを減らし、いよいよ「その時」を迎えようとしている。(【岡田彰布コラム優勝特別版】はこちらから)

 長いシーズン、山あり谷あり……が当然あるのだが、今年の阪神にはそれがまったくなかった。常に他球団との力の差を見せつけてきた。それがリーグの貯金を独占……という異常な事態を生むことになった。もちろん、まだ残り試合があるので、貯金を生むチームがあるかもしれないが、まあ、今年は阪神の圧勝。これに尽きるよね。

 今週はそんな阪神のことは置いておき、ほかのチームのことを書く。特に昨年のチャンピオンである巨人の低迷。これが強く印象に残るわけよ。

 シーズンの大事なところで四番・岡本(岡本和真)がアクシデントで離脱した。それも長期にわたるものやった。これはホンマに巨人にとって痛恨やったと思うけど、そんな状況でも、何とかならんかったのか……と考えてしまう。そう、巨人の今シーズンは・・・

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岡田彰布のそらそうよ

岡田彰布のそらそうよ

選手・監督してプロ野球で大きな輝きを放った岡田彰布の連載コラム。岡田節がプロ野球界に炸裂。

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