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セトヤマ雑記帳

現場、フロントが一体となり“福良野球”を体現する!

 

 10月19日、オリックス・バファローズの宮内義彦オーナーに対し、福良淳一新監督と監督就任のご挨拶のため、オリックス東京本社を訪問しました。

 前身の阪急、オリックスで現役時代を過ごした球団初の生え抜き監督の誕生です。宮内オーナーから「自分の球団、チームと思って、思い切ってやってくれ」との激励を受けました。最後のリーグ優勝はイチロー外野手(マーリンズ)らを擁し、日本一にも輝いた1996年。パ・リーグでは頂点から最も遠ざかっています。宮内オーナーの言葉は、オリックスへの愛情とともに優勝を待ち望む切実な思いがこもっているように感じられました。

10月1日に福良淳一監督[左]が来季、正式に指揮を執ることが発表され、会見で瀬戸山隆三球団本部長[右]とガッチリ握手を交わした。来季、20年ぶりのリーグVを果たし、宮内義彦オーナーに吉報を届けること誓う[写真=前島進]



 宮内オーナーは私にとって3人目のオーナーです。最初はダイエー(現ソフトバンク)の故中内功オーナーで編成部門の責任者として仕えました。当初、チームは弱く「君がフロントとして連敗しない仕組みをつくれ。それが君の仕事だ!」などと、たびたび叱責されました。

 そのプレッシャーから・・・

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オリックスの球団本部長の要職を務める瀬戸山隆三がチーム運営について語る連載コラム。

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