高卒ルーキーながら、開幕から快打を連発して3割を超える高打率を残している。一軍の外野陣は陽岱鋼、西川遥輝ら実力者ぞろいでその一角に食い込むのは至難の業。それでも、大きな可能性を感じさせる好スタートを切った。 イースタン・リーグで開幕から好調を維持し、13試合連続安打を記録。順調にその能力を発揮している。
「打撃面でもっと苦労すると思いましたが、予想以上にできています。今のところは順調ですね。これからいろいろ悩みは出てくると思います」
ここまでケガもなく、順調にレベルアップしているが、3月に行われた教育リーグ5試合ではヒットが一本も出なかった。それでも、キャンプから「真っすぐをしっかり打てるように」と取り組んだ打撃練習が公式戦に入って実を結んでいる。現状に満足することなく、一軍でのプレーを見据えて日々を過ごしている。
「キャンプ中、またファームでも一軍クラスの投手と対戦する機会がありました。そのとき、自分の思ったようには打たせてもらえませんでした。真っすぐを打てばファウルになるし、球のキレが二軍の投手とは全然違います。そのレベルに順応していかなければならないです」
今季、一軍の外野手の争いはシ烈だ。
岡大海、
谷口雄也、
杉谷拳士、
石川慎吾、
鵜久森淳志らを超えるパフォーマンスを見せなければ、一軍には呼んでもらえない。アピールするポイントは攻守走を高いレベルで備えていることだ。
「プロで自信を持てる部分はまだないですが、走攻守の・・・
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