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ソフトバンク・千賀滉大 一軍の先発マウンドは「全然ダメ」

 

リリーフとして輝きを放ったのは13年シーズン。しかし、昨季は右肩に不安を訴えて戦線を離脱した。新たに与えられたのは先発の役割。過酷な競争を勝ち抜く体力を身につけ、新しい居場所を確立するつもりだ。



 一昨年、すい星のごとく現れて一軍のセットアッパーに定着した千賀滉大。救援投手としてのパ・リーグタイ記録となる34回1/3連続無失点をマークし、オールスターにも出場した若き逸材だが、昨季途中に右肩に違和感を覚えたことで表舞台から姿を消していた。

 8月18日、京セラドームでのオリックス戦で432日ぶりの一軍登板を果たした。緊張の面持ちで立ったのは真っさらなマウンド。先発だった。右肩の不安を解消するため、連投を強いられる中継ぎよりも先発で育成するというチーム方針もあったが、千賀自身はもともと先発志向が強かった。ブレークする前年は二軍でローテーションを1年間守った経験もある。リーグ最多となる108イニングを投げて、防御率1.33でタイトルを獲った。3年ぶりに先発として過ごすシーズン。「中継ぎもやりがいのある仕事。でも、正直うれしいですね」とはにかんだ。

 今季、ファームで残した成績を見れば、昇格は遅過ぎたくらいだ。13試合に登板して8勝2敗、防御率1.75。勝利数、勝率、奪三振で投手3冠である(一軍登板時点)。それでもこの時期まで千賀を一軍に上げなかったのは、単にソフトバンクの投手陣が充実しているからという理由ではない。

 あるファームコーチの話だ。

「あいつの持っている能力からすれば、2ケタ勝って満足するレベルでは困る。15……いや20勝できるピッチャーですよ。でも・・・

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