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ファーム選手クローズアップ

オリックス・佐藤世那 課題に立ち向かいプロの舞台でも飛躍を

 

2種類のフォークボールで打者を翻弄。昨夏の甲子園でチームを準Vに導きU-18W杯では主戦投手として1次ラウンドのアメリカ戦で完封勝利。プロの舞台でも輝くべく、明確な課題を見つけて飛躍を期ている。


 昨夏の甲子園を沸かせた右腕がプロでの一歩を踏み出した。6月1日のウエスタン・ソフトバンク戦(神戸サブ)に先発し、5回2失点で初勝利。しかし、佐藤世那の表情は浮かない。

「理想の形ではなかったので」

 納得のいくストレートを投げられない。そのひっかかりが次のマウンドで結果となって表れてしまったのが、6月9日のウエスタン・阪神戦(鳴尾浜)だった。3本の本塁打を浴びて7失点。4回2/3でマウンドを降りた。

「ボコボコっす・・・

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