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ファームから羽ばたけ!New Generations

ソフトバンク・板東湧梧 自分と向き合った1年

 

春季キャンプA組(一軍)入りとスタートは上々だった。しかし、実戦登板の中で見えてきた大きな課題。“自分らしさ”を取り戻し、来季以降の飛躍につなげる。

投手/1年目/24歳


 即戦力との呼び声高かった2019年入団のルーキー投手陣は、ドラフト1位・甲斐野央を筆頭に次々と一軍デビューを果たし、経験を積んだ。その中でただ1人、一軍未経験の板東湧梧は「焦りがないと言えばウソになりますが、自分の現状を見たら仕方がないなと思います」と正直な気持ちを吐露する。

 鳴門高時代は甲子園に4度出場し、JR東日本でも都市対抗に出場するなど、大舞台での実績は十分。A組(一軍)に抜てきされた春季キャンプでは、持ち前の制球力の高さを千賀滉大からも評価された。また、甘くかつ端正なルックスも相まってファンからの注目度も高い。

 しかし、実戦を重ねる中で見えてきた課題・・・

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