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ファームで力戦奮闘中! 未来を照らす超新星たち

楽天・宮森智志 追求するのは球の質「中途半端な球は絶対に投げない」

 

独立リーグから育成1位で入団した大型右腕。1年目から二軍のクローザーとして活躍中だ。NPB入りで夢をかなえたわけではない。自らのストロングポイントをアピールして、1日でも早く支配下登録を勝ち取ってみせる。
取材・構成=阿部ちはる 写真=井沢雄一郎

投手/育成1年目/24歳


開幕から9試合連続無失点、5月8日時点で10セーブと育成ルーキーらしからぬ成績を残している。プロ入り前は先発と中継ぎしか経験がないという宮森智志だが春季キャンプでのアピールが奏功し、クローザーに抜てきされた。150キロを超える直球を武器にその才能を開花させつつある。

──開幕から抑えの役割を演じ、5月8日時点で10セーブを挙げています。

宮森 自分ではこんなにいいスタートが切れるとは思っていませんでした。本当にいいポジションを投げさせてもらって、素直にすごくうれしいですし、1年目からいいスタートを切れたんじゃないかなと思っています。

──開幕から9試合連続無失点を続けて、4月28日のDeNA戦(横須賀)で初失点でした。

宮森 3点差だったので1点くらいは大丈夫と思って投げてはいたんですけど、いざ失点すると、やっぱりちょっと悔しかったですね。でもセーブは取れたので、仕事はできたかなと思っています。

──抑えで投げることの難しさをどこに感じていますか。

宮森 やはりプレッシャーがすごいです。ただ、1年目でこのポジションを投げさせてもらっていることのうれしさを自分の中で大きくして、『いい場面で投げさせてもらっているのだから、いい経験を積んでいこう』と前向きに考えています。

──4月21日のヤクルト戦(森林どり泉)では1点差の場面でマウンドへ。独特の緊張感もあったはずです。

宮森 1点差の場面では1人ランナーが出たらプレッシャーがかかる、と思うかもしれませんが・・・

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