昨季最終戦で、球団初『高卒新人四番』で一軍デビューし初安打。力強いスイングと長打力が魅力の、次世代主砲候補だ。今季は二軍で、プロとして壁を超えるための鍛錬を重ねる。あふれるパワーと将来性を秘めた20歳の原石は、理想の姿を明確にしながら、自身の可能性を磨き続ける。 取材・構成=相原礼以奈 写真=湯浅芳昭、BBM 高校3年の春夏、甲子園で2季連続の本塁打を放った。類まれなパワーを見込まれ、2024年ドラフト4位で支配下唯一の高卒選手、唯一の野手として入団。昨秋のみやざきフェニックス・リーグはほぼ全試合四番で出場するなど期待は大きい。より頼もしい打者へ。重ねた経験を、前向きに次のステップへとつなげていく。 ──プロ2年目のシーズンです。今季、ここまでをどのように振り返りますか。
仲田 前半は、思ったような結果も出なくて結構苦戦しました。僕がやりたいことと実際のプレーが、一致しないことが多かったと思います。それでも、6月(打率.278)、7月(打率.340)で結構、自分の中でつかむものがあったので、その部分を生かして、これからも続けられたらと思っています。
──今季は初めて、春季キャンプを一軍で完走しました。
仲田 緊張感のある中で、レベルの高い選手たちと一緒にできたことは本当にいい経験になりました。だからこそ、今は一日でも早く、同じ舞台に戻りたいと思っています。
──具体的には、どんな部分でそう感じましたか。
仲田 守備であったり、バッティング練習であったり。周りの選手は技術が僕よりはるか上で、その部分で本当に刺激を受けました。僕はまだまだ……ほかの誰よりも練習しないといけないなと。1年目から守備を課題にしているので、守備力を高めていきたいと思いました。
──攻守の両面で、目指すものが見えたのですね。今季、打撃の面で磨いているのはどんなところですか。
仲田 シンプルに、タイミングの取り方や、打席内での考え方などです。フォームはタイミングの取りやすさを一番に考えて、4月ぐらいからずっと固めているので、あまりいじらないようにしています。基本的にタイミングを一番、大事にしています。
──取り組んできた中で、手応えはいかがですか。
仲田 調子が悪くて、遊びでタイミングを取っていたら、たまたま僕に合ってるような感じがしたときがありました。それを続けてやっていたら良くなったというか、一番、ベストなものを見つけられたのかなと思っています。
──コーチ陣のアドバイスも取り入れてのことですか。
仲田 「タイミングを一番大事にして」ということは言われているので、意識しています。あとは・・・
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